【注文製作/iPhone】アザミリース・ハイブリッド
水彩画タッチのアザミが全体に広がって、鮮やかな色彩コントラストを織りなす、魅力的なハイブリッドケース。
装着が簡単で耐衝撃性に優れたケースです。スマホの落下防止にも役立つTPU素材の側面とポリカーボネート製の背面でスマホ本体を保護して、耐衝撃性能も備えています。ワイヤレス充電もケースをつけたまま可能です。ケースのカメラ穴はアイフォンのカメラの仕様に合わせ、レンズが飛び出さず、カメラレンズのキズ防止対策になる設計になっています。
〜裴奉奇ハルモニ、アザミの花に込めた思い〜
綿毛状の種を風に乗せて、根を下ろせる場所を探し求めるアザミ。葉の鋭いとげは身を護るため。
母国でも放浪し、戦後の沖縄でも焼跡をさまよい歩いた裴奉奇ハルモニ。日本軍「慰安婦」にされたことで心に刻まれた傷、その傷を掘り返そうとする人々に強烈な拒否感を示す裴奉奇ハルモニの姿から、マリーモンドは「アザミ」を思い浮かべました。
貧しい家に生まれ、29歳の時に「仕事せんでも金が儲かるところがある」という見知らぬ男の言葉に欺されて、沖縄・渡嘉敷島の「赤瓦の家」と呼ばれた慰安所に連れて来られた裴奉奇ハルモニ。沖縄の戦火をくぐり抜け生き延びた後に、孤独な放浪が始まりました。
「落ち着かん。落ち着かんのよ」
どこにも居場所がない絶望の中で、法的には「存在しない」者として生きてきた裴ハルモニは、沖縄の本土復帰を契機に、自らが「慰安婦」として連れてこられたことを出入国管理事務所に告げました。このことが世に知られた結果、望まない取材要請が増え、裴ハルモニは取材陣に対して鎌を振り回して追いかえしたりしたといいます。
1991年10月18日、裴奉奇ハルモニはひっそりと息を引き取りました。
裴奉奇ハルモニの死後、12月6日に追悼式が行われた当日、東京では金学順さんが東京地方裁判所に謝罪と賠償を求める訴訟を起こしていました。裴奉奇ハルモニの追悼式と金学順ハルモニの訴訟の日が重なったのは偶然でしたが、裴奉奇ハルモニの思いが金学順ハルモニの行動と被害者たちの闘いに勇気を与えたのだと思えてなりません。90年代に本格的に始まる解決運動に先駆けて、日本軍「慰安婦」問題の解決を求める声を挙げた裴奉奇ハルモニの遺志が、金学順ハルモニたちの闘いへとバトンタッチされたことは、裴ハルモニの存在が解決運動の種になったことを示しています。
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